精子の凍結保存

2024年9月27日(金) 

紹介状を持ち、東京都内の病院の生殖内分泌科に行きました。

まず、看護師さんと1対1の面談がありました。何を話したのか詳しくは覚えていませんが、今心配なこと、不安なこと、つらいことなどを聞かれたと思います。

続いて、診察室で医師から精子の凍結保存と保存する精子を研究に利用する可能性がある旨の説明を受け、それぞれの同意書にサインしました。

採った精子は凍結し、液体窒素に入れることで半永久的に保存できます。1年ごとに来院し必要であれば年間20,000円の保存料を支払い、引き続き保存します。必要無くなった時は来院し、申請すると廃棄してくれるそうです。

抗がん剤治療を行うと精子を作る機能がダメになってしまうものの、2年後くらいには元に戻ることもあるということでした。ただ、戻らない場合もあるので、念のため保存しておくのをすすめるのだそうです。

そして、採精室(精子を採取するための部屋)での採精です。カップを渡され、一人で部屋に入りました。室内は畳2畳くらいの広さで、手を洗う水道、ソファー、テーブル、モニター、DVD再生機、ヘッドホン、アダルトビデオ、アダルト本、ティッシュがありました。私は、自分のスマホで映像を見ながら行いました。時間は10~15分くらいかかったと思います。採取後は採取したものを分析室につながる小窓からスタッフに渡し、退出しました。

約1時間後再び診察室に呼ばれ、採取した精子についての分析結果を聞きました。量や運動量は問題なしということで、この日採ったものを保存することになりました。

最後に、看護師さんから助成金とその申請方法についての説明を受けました。私が住む茨城県ではがんになり、精子を凍結保存すると助成金がもらえるとのことでした。

費用は、診察代、年間の保存料などを合わせて30,000円ほどでした。

11月下旬には申請していた助成金25,000円が茨城県看護協会から振り込まれました。

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