2024年10月23日(水) 入院17日目
ブレオマイシン 13:00~13:10
昨夜も37.8℃の発熱がありましたが、解熱剤を飲んでいたので、朝には36.7℃まで下がりました。予定通りブレオマイシンを投与することになりました。
朝、点滴を取りに来た主治医の先生に疑問をぶつけてみました。
Q、「2024年3月に原発の精巣がんは切除しているのに、半年経った9月になって腹部リンパ節に転移することがあるのでしょうか」
A、確率はかなり低いが可能性はあります。実は3月の時点で小さい転移があり、それが半年かけて成長し、現れたのではないか、ということでした。あらためて、悪いくじを引いてしまったなと思いました。ただ、残りの左の精巣に異状はないということなので、そこは良かったです。
11:00~衆議院議員選挙の不在者投票を院内で行いました。小選挙区、比例代表、国民審査をそれぞれ記入し、それぞれ2枚の封筒で二重封印して投票が完了しました。とても貴重な体験でした。
ついに、脱毛が始まりました。毛をつまんで引っ張るとつまんだ分だけ抜けました。頭を掻いただけでは抜けませんでした。こうなることは分かっていましたが、いざ抜け始まるとショックでした。
薬剤師の方が次回以降の方針を伝えに来てくれました。今回利尿剤の影響で血圧が低下し、立ちくらみを起こしてしまったため、2クール目からは利尿剤を半分に減らすということでした。
ブレオマイシンの投与後1時間が経過したころから発熱がありました。副作用による発熱です。体温は最高で39.0℃まで上がり、寝るまで下がりませんでした。看護師さんが氷枕を用意してくれたため、楽に過ごせました。
2024年10月24日(木) 入院18日目
採血、胸部レントゲン、グラン注射あり
前日の発熱は朝には36.8℃まで下がっていました。体調もだいぶ良くなりました。また、枕に抜け毛が目立つようになりました。病院の売店で、抜け毛があちこちに付かないようにヘアキャップを買いました。6枚入りで税込264円でした。
胸部レントゲンはおそらく肺炎がないか確認するために撮ったものと思われます。朝9時ごろに行ったら空いていて待ち時間なしで撮ってもらえました。
採血の結果、白血球の値は前回よりも増えていましたが、正常値に達していませんでした。翌朝も採血をして、白血球の値を確認するそうです。
夕方、シャワーを浴びた時に髪がボロボロと落ちていき、なんだか悲しくなりました。
夕食を食べ終わったころ、急に腰が痛くなりました。これまでベッド上で変な体勢をしていたからでしょうか。何が原因かは分かりませんが、あぐらをかいたときや歩くときに痛みを感じました。痛すぎてなかなか寝つけませんでした。
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